5月のラインナップはこちら!

一気に新緑の季節になりました。4月から新しい暮らしをはじめて頑張ったみなさま^^本当におつかれさまでした。疲れたら、ちょっと息抜きしてくださいね。今月も映画館で待ってます^^


ここは日本、東京の郊外です。美しい田園のひろがる街、まるでおとぎ話の世界のようです。お城のように素敵な小さなお家に、素敵な少女ミミちゃんが、おばあちゃんと暮らして います。ミミちゃんは自由な女の子!嬉しいことがあると、お得意の逆立ちする女の子!ある日、この二人家族に、パンダの親子が仲間入りします。それが、パンダコパンダです。ミミちゃんはコパンダにとってママ、パパンダはミミちゃんにとってパパになりました。こうして、おかしな、ゆかいな物語が始まります。



『パンダコパンダ』  5/15(月)12:15~

[1972年/日本/35分]

原案・脚本・画面設定:宮崎駿

監督:高畑勲

作画監督:大塚康生、小田部羊一

美術監督:福田尚郎

撮影監督:清水達正

音楽:佐藤充彦

© TMS

[あらすじ]

ミミ子はおばあちゃんと2人きりで暮らしている女の子。ある日、おばあちゃんが法事に出かけて1人で留守番をしていると、パンダの子どもパンちゃんとそのお父さんパパンダが現れる。彼らは一緒に暮らし始めるが、ある日動物園の園長さんがパンダの親子を探しにやってきて……。



『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』  5/29(月)11:00~

[1973/日本/39分]

原案・脚本・画面設定:宮崎駿

監督:高畑勲

作画監督:大塚康生、小田部羊一

美術監督:小林七郎

撮影監督:清水達正

音楽:佐藤充彦

© TMS

[あらすじ]

パパンダとパンちゃんのパンダ父子とミミ子は、竹林の中にある屋敷で仲良く暮らしている。ある日、夜から降り出した雨で洪水となり、町が沈んでしまう。ミミ子たちははしゃいで釣りをしたり、屋根に登ってピクニックを楽しんでいたが、雨の日に町へやってきたサーカスの動物たちが水の中に取り残されているのを知って、ベッドを船代わりにして助けに向かう。


Ryuichi Sakamoto: CODA

2023年5月15日(月)10:00〜

これは最終楽章のはじまりなのか
坂本龍一の音楽と思索の旅を捉えたドキュメンタリー
「全てをさらけ出した」2012年から5年間という長期間に渡る密着取材によって実現。さらにアーカイブ素材、貴重なプライベート映像も映画を彩る。


[INTRODUCTION]

日本が誇る世界的音楽家・坂本龍一を追ったドキュメンタリー。2012年から5年間にわたって密着取材を行ない、アーカイブ映像も織り交ぜながら坂本の音楽的探求をたどる。YMO時代をはじめ、米同時多発テロや東日本大震災後を経ての様々な活動、14年7月から約1年間に及ぶ中咽頭ガンとの闘い、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作『レヴェナント 蘇えりし者』での復帰、さらに17年3月リリースの8年ぶりオリジナルアルバムの制作現場にも密着。坂本の過去の旅路が、現在の作曲プロセスと見事に交差していく様子をとらえた。監督は『ロスト・イン・トランスレーション』の共同プロテューサーを務めたスティーブン・ノムラ・シブル。


[2017年/アメリカ・日本/アメリカンビスタ/5.1ch/102分]

出演:坂本龍一

監督:スティーブン・ノムラ・シブル

配給:KADOKAWA

©2017SKMTDOC, LLC



坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async

2023年5月15日(月)13:00〜

“ あまりに好きすぎて、誰にも聴かせたくなかった ”
世界でたった200人しか観られなかった幻のNYライブ


[INTRODUCTION]

世界的音楽家として評価されている坂本龍一が2017年に発表したオリジナルアルバム「async」のリリースを記念して、同年4月、ニューヨークのパーク・アベニュー・アーモリーで行われた、世界でたった200人しか観られなかったニューヨーク限定ライブの完全収録版である。坂本龍一渾身のパフォーマンスが5.1chの音響とともにスクリーンに甦り、まるでライブ会場にいるかのような音楽空間を体験できる。アンドレイ・タルコフスキー監督の架空の映画音楽を書くというコンセプトの下、ピアノやガラス板などを駆使して「非同期的な音楽を作りたい」と坂本龍一本人が感じるまま演奏したパフォーマンスと、「あまりに好きすぎて、誰にも聴かせたくなかった」と坂本龍一本人が語るほどの楽曲を映画館という非日常な環境で是非ご覧頂きたい。


[2017年/アメリカ・日本/5.1ch/65分]

監督:スティーブン・ノムラ・シブル

原題:RYUICHI SAKAMOTO: async AT THE PARK AVENUE ARMORY

©KAB America Inc./SKMTDOC,LLC

※本作は実際のライブ会場と同じ感覚でお楽しみいただくため、日本語字幕スーパーを入れておりません。


ピエール・エテックス レトロスペクティブ

ヨーヨー

2023年5月29日(月)13:00〜

[1964年/フランス/モノクロ/ヨーロッパ・ヴィスタ/モノラル/98分]

監督・脚本・主演:ピエール・エテックス

脚本:ジャン=クロード・カリエール

字幕:神谷直希

©1965 – CAPAC


世界恐慌で破産した大富豪は、サーカスで曲馬師をする女性と、彼女との間にかつてもうけた幼い息子とともに、地方巡業で暮らしを立てることに。サーカス界で成功をおさめた息子はヨーヨーという人気クラウンになる。時代が大きく変わる中、ヨーヨーはかつて父が所有していた城を取り戻そうと躍起になるが…。愛するサイレント喜劇と、幼い頃から憧れたサーカスへのオマージュに溢れた代表作。トリュフォーが絶賛し、ゴダールがその年のベストテンに選出した。



“ ピエール・エテックスって誰? ”
長らく観ることの叶わなかったフレンチコメディの傑作が一挙公開!


映画監督、俳優、イラストレーター、道化師…、数え尽くせぬ顔をもつフランスのマルチアーティスト ピエール・エテックス。イラストレーターとして活躍していた20代半ばにジャック・タチと運命的な出会いを果たし、『ぼくの伯父さん』(58)の助監督を務め、映画界に参入。のちに偉大な脚本家となるジャン=クロード・カリエールとタッグを組み、緻密な構想と見事な演出、そして無声喜劇へのオマージュに溢れた作品を世に送り出します。しかし、公開から時が経ち、フランスの法律上の問題によって20年以上も公開できない状況にあることが判明。上映権を取り戻すため、ジャン=リュック・ゴダールやレオス・カラックス、ミシェル・ゴンドリー、デヴィッド・リンチなどの映画人を含む5万人以上の人々が署名活動に協力し、晴れて2010年に権利が復活。エテックス監修のもとデジタル修復を施された作品は、世界各国で再び上映することが可能となり、この10年でエテックスの再評価は格段に進みました。