第3回 うえだ子どもシネマクラブ

第3回目となる10月の上映は、海外の長編アニメーション作品『ブレッドウィナー』です。『ブレンダンとケルズの秘密』や『ソング・オブ・シー』制作のアニメーションスタジオ・カートゥーンサルーンによる3作目のこの作品。

タリバン政権下のアフガニスタンを舞台に、過酷な日常を生き抜こうとする少女とその家族の姿を描き、第90回アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされた社会派アニメ映画です。

上映後、監督がアイルランドよりオンライン登壇!!


「自らをストーリーテラーと呼ぶトゥーミー監督は、思春期、自分の居場所を見つけられずに高校を中退。工場で3年間働いた後に、アニメーションという自分を表現する方法を発見した経験がある。境遇は大きく違っても、自分の力で人生を切り開く主人公に、監督自身の姿が重なる。(公式サイトより)」


今回特別企画として「かつて学校に居場所がなかった」と語るノラ・トゥーミー監督が、上映後、現地アイルランドより「こどもたちにぜひメッセージを送りたい」とオンラインで登壇していただけることになりました!

世界中のこどもや若者たちにワクワクした体験を過ごしてもらいたい、というのは万国共通の大人の願いですね。


なかなか上映会に足を運べない、、、というお子様も、この機会にぜひ映画館に遊びにきてみてください。スタッフ一同、お待ちしています。



『ブレッドウィナー』

http://www.uedaeigeki.com/coming/5175/

[2017年/カナダ・アイルランド・ルクセンブルク/スコープサイズ/93分]

監督:ノラ・トゥーミー / 脚本:アニータ・ドロン / 原作:デボラ・エリス「生きのびるために」(さ・え・ら書房)/エグゼクティブ・プロデューサー:アンジェリーナ・ジョリー

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パヴァーナ11歳。
髪を切り少年になった少女の、勇気の物語。


【解説】タリバン政権下のアフガニスタンを舞台に、過酷な日常を生き抜こうとする少女とその家族の姿を描き、第90回アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされた社会派アニメ映画。原作はカナダの児童文学作家デボラ・エリスの小説「生きのびるために」。アンジェリーナ・ジョリーが製作総指揮として参加。監督は第82回アカデミー賞長編アニメ賞にノミネートされた『ブレンダンとケルズの秘密』などのノラ・トゥーミー。第90回アカデミー賞長編アニメ映画賞ノミネートをはじめ、世界各国の映画賞や映画祭で評価された。

【ものがたり】11歳のパヴァーナは、アフガニスタンの戦争で荒廃したカブールにある小さなアパートの1つの部屋で、教師だった父、作家の母、姉と幼い弟と暮らしています。タリバンの支配下に生きるパヴァーナは、父が語る物語を聞きながら成長し、市場で人々に手紙を読み書きして生計を立てる父を手伝っています。ある日、父親がタリバンに逮捕され、パヴァーナの人生は変わってしまいます。タリバンは、男性を伴わずに女性が家を出ることを禁じているため、家族はお金を稼ぐことも、食料を買いに行くことさえできません。一家の稼ぎ手として家族を助けるために、パヴァーナは髪を切り“少年”になります。そして危険もかえりみず、パヴァーナは父を救いだす方法を探そうと決意するのですが…。


・日 時:2020年10月26日(月)(映画上映)14:30〜16:04 (監督登壇)16:05〜

・会 場:上田映劇(上田市中央2-12-30)

・定 員:各95名/要申込み

・作品予告はこちらからご覧いただけます。


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