第9回 うえだ子どもシネマクラブ(午後)_4/12

2021年度最初の「うえだ子どもシネマクラブ」では、上田市の観光大使も務められた大林宣彦監督の追悼1周年として、初期の頃に撮られた『時をかける少女』と遺作となった『海辺の映画館〜キネマの玉手箱』を上映いたします。

大林ワールドにどっぷりと浸ってください!


『海辺の映画館~キネマの玉手箱』

[2019年/日本/179分]PG12

監督:大林宣彦

出演:厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲、成海璃子、山崎紘菜、常盤貴子


“ また見つかった。何がだ?永遠。”
映画は未来を変えられる!
大林宣彦監督が新世代へ託すメッセージ


[解説]大林宣彦監督が20年振りに「尾道」へ還ってきた。尾道にある海辺の映画館を舞台にした最新作はまさに“キネマの玉手箱”!物語は戦争の歴史を辿りながら、無声映画、トーキー、アクション、ミュージカルと様々な映画表現で展開していく。豪華出演者の奇跡のコラボレーションにも注目!大林組常連から初出演のキャストまで、大林監督の“映画への情熱”と“平和への想い”を受け止め、さまざまな分野からキャストとして参加。生のエネルギーにあふれた、誰も体験したことがないエンタテインメントが、幕を開ける!

[あらすじ]尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」が、閉館を迎えた。嵐の夜となった最終日のプログラムは、「日本の戦争映画大特集」のオールナイト上映。上映がはじまると、映画を観ていた青年の毬男、鳳介、茂は、突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンの世界にタイムリープする。江戸時代から、乱世の幕末、戊辰戦争、日中戦争、太平洋戦争の沖縄……3人は、次第に自分たちが上映中の「戦争映画」の世界を旅していることに気づく。そして戦争の歴史の変遷に伴って、映画の技術もまた白黒サイレント、トーキーから総天然色へと進化し移り変わる。3人は、映画の中で出会った、希子、一美、和子ら無垢なヒロインたちが、戦争の犠牲となっていく姿を目の当たりにしていく。3人にとって映画は「虚構(嘘)の世界」だが、彼女たちにとっては「現実(真)の世界」。彼らにも「戦争」が、リアルなものとして迫ってくる。

●日 程:4月12日(月)13:00~

●会 場:上田映劇(上田市中央2-12-30)

●定 員:各55名

●主 催:NPO法人 上田映劇、NPO法人 アイダオ、NPO法人 侍学園スクオーラ・今人

●後 援:長野県教育委員会事務局 東信教育事務所、上田市教育委員会、東御市教育委員会、小諸市教育委員会、佐久市教育委員会、御代田教育委員会

●お申し込み&お問い合わせ:上田映劇(上田市中央2−120)0268-22-0269/uedaeigeki@gmail.com